思考囲い

ブログをひとつ対象とする。@agul7749 は長文やクソデッキ案などのTwitterよりブログ媒体の方が適切な話題を置く。あなたはライフを2点失う。

少女Aに送った音源の話

総選挙お疲れ様でした。今年の総選挙全体の話は今度気が乗ったら書くかもしれないので今回は割愛。

今年の総選挙期間も「俺達の少女A」というアイドルプレゼン大会に音源を送らせていただき、幸運にも採用していただきました。いただきたくさんのコメントや下取り投票ツイ、はたまた望外のおかわりまで本当にありがとうございました。

nico.ms

この企画の詳細は下のリンク先のブロマガを読んでいただくとして、今回は自分の音源の話と感じた反省点を殴り書いていきます。自分語りのガラクです。

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第9回俺達の少女Aの話

初めて俺達の少女Aという企画に参加したのは去年の総選挙期間に行われた第9回でした。昨年第7回CG総選挙は南条光に声が付くかの分水嶺で、自分にできること思いつくことは全部やるというのが目標でした。その中の一つとして前々から聞いていた少女Aに初めて投稿しました。

なので正直次回以降投稿するつもりは全くありませんでした。手前味噌ですがあれ以上のものを作れる気がしなかったってのもありますけどね。

第11回(今回)を送った理由の話

で、なんで今回送る気になったかというと、南条光と南条Pと、あとついでに俺が一発屋だと思われたくなかったからです。(お前に関してはだいたい一発屋だろ、みたいなことは言わないで...)

なんだ、南条声付くまでだけだったんだな、みたいな認識をみんなにされたくなかった。それまで毎回誰かしら南条光の音源送ってたのにパッタリになったら寂しいじゃないですか。それがひとつ。

もうひとつは去年が本当に楽しかったからです。皆にバカ野郎wwwって褒められるのは気持ちが良い(自己顕示欲)

 

中身の話

今回プレゼンの出発点としたのは「ジャスティスブレイズ南条光の衣装についての考察」です。

まず真面目に語るかネタに走るかの選択。前者に関しては話の中身、構成、話術等の技術が伴っていないと聞くこと自体が苦痛になりかねないと自分の中で思っています。そしてことさらそれらが高い水準のものが多いのが少女Aです。

特に構成、話術は全く太刀打ちする技術が無いと判断したのでネタで確定。

とはいえネタに決定したのは良いが、困ったことに持ってるネタが無い。

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去年のやつは、自分の持っているアイマス以外の数少ない武器「遊戯王」の札を切りました。

あれ実は昔友達とキャラのハイランダーデッキをお互い組んでごっこ遊びでデュエルしたときの経験が源流になってます。二人とも相当な遊戯王のオタクだったので「ブラッド・ヴォルス撃☆破!」とか「雑魚モンスターを何体並べようが無駄なこと...」とかお互いそれっぽいセリフでのキャッチボールが即興で成立するので超楽しいんですよねこれ。なので自分がどの程度のモノマネができるか、セリフと台本を作れるか、それがおもしろいかどうかはわかっていました。この発想が降りてきたから少女A参加を決意したまであります。

でもこれは去年使ってしまったカード。今回は使えません。

そして個人的にこういう機会に「特撮」の札を南条に使わないという縛りを設けています。いつだか、特撮わかんないから南条ちゃん描きづらいと言ってる絵師さんのツイートを見たことがありました。

みんなにとって「南条光」が身近なアイドルであってほしい!→「南条光」で好きに遊んでほしい!というのが私の願いでありプロデュース方針です。サムネを毎回雑コラにしてるのも実はそういう意味合いもあります。

なのでそんなこと言われちゃったら南条Pである俺が率先してその「特撮」の縛りを破壊してるとこ見せなきゃ!っていうのが理由です。もちろんいち特撮ファンとして特撮と南条を絡めたものは好きです。俺以外の南条Pがやってるから俺は別のことするよ!っていうかんじ。

じゃあ何をやろうかって時に突然思い出したのがこの動画

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「城下町でデュエルしてみた」というデュエル動画。うるさいガヤ、煽り、そして編集が、デュエル動画の中でも異彩を放つ異端のシリーズ。通称城下町動物園。

この動画シリーズ、死ぬほど面白いんだ。今Youtubeでデュエル動画以外もやりながら活動してるからこの雰囲気がお気に召したらぜひ見てほしい。

その中でも再生数上位に来るのがこの動画。JUMさんが一生高田社長のモノマネをしている。でも語彙力は0。何度見ても超おもしろい。界隈的にこれが元ネタなのは絶対バレないと思ってたのにしぐぴーさんにバレてマジでビビりました。

ジャパネットたかたはみんな知っている。モノマネもたぶんできる。(気が狂って城下町のマイリストを作業用BGMにしてるくらいには聞きこんでるため)そしておもしろいのは折り紙付き。

決定。

もともと今回送る内容の伝えたいことの軸として考えていたのが「ジャスティスブレイズ衣装についての考察」であったので「真っ赤なボディー↑」が言えるのも決め手のひとつ(これはガチ)

決定したのはいいもののジャスブレで話したい内容それまでの南条の前提知識の必要量多いんですよ。それをグダグダ説明すると山場が作りづらく、これではジャパネットとアンチシナジー。そこで思い出したのは第10回少女Aのへたをさんの音源

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複数のカードを次々紹介していきながら一番伝えたい頂点に向かって布石を打っていく構成。短時間で要素が多すぎると薄くなり、インパクトに欠けると思ってたんですが、伝えたいメッセージに向けて流れを作るために用いると有効なんだなと感じました。

たくさんのカードの知識が必要なら全部商品にして次々テンポよく紹介してしまおう!ということでもうジャスブレまでに必要なカードの要所を全部紹介しました。まあでも結局時間なくなっちゃってジャスブレの説明薄くなっちゃったんだけどね。どっちにしろレジェシまでで南条光の最初の成長譚の起承転と結の半分くらいまでなのでケツとまとめであるジャスブレはあっさりでいいかなって。

夢うたうチカラは、ここまでモバマスベースで話をしてしまったのでデレステ側からも手に取れるようにしたいと思って入れました。

GNドライブ搭載ハイパートイは今ならなんとこちらも付けちゃいます!って言いたいな~って考えてたところに出てきてもう完全におもちゃだったのと収録時点でメダル箱から出ておらず、イベントストーリーも途中で喋ることが無かったので最適解。

放送時にスターダムパワーが切れてることはセリフ書いた後に気付いたけど面白かったので無理やり注意書き書いて入れました。

大絶賛いただいた「票の下取り」は総選挙期間なので投票を促す要素を入れたいなと思って入れました。今回の総選挙、去年のボイス獲得!ってわかりやすいのができなくなって投票を呼び掛ける大義名分が無いんですよ。そこで注目したのは去年一昨年と総合順位が変わらなかったこと。(正直悔しかった。)今年僕が南条の大義名分にしたのはこれでした。そこに城下町の「普通割引のところが値段上がってる」ってツッコミを思い出してこの方針になりこのワードが誕生しました。

折込チラシはオチが欲しかったのでモノマネ芸人のビューティーこくぶのたかた社長のモノマネのオチをパクりました(白状)

そんなかんじです。あとはセリフ回しとイントネーション把握するために城下町とビューティーこくぶのネタとのジャパネットたかたの動画を死ぬほど見ました。Youtubeのオススメの動画のところにジャパネットたかたの動画が並んだ時の気持ちを考えてみてほしい。

たかた社長の声真似上手いって言われたんですけどあれ実は声全然似てなくて、言い回しと声の高低を極端にデフォルメしてます。本物聞くと城下町のJUMさんもビューティーこくぶも本人と声質や高さ全然一致してないんですよね。実はもっと低いんですよ。

去年の遊戯のときもそうなんですけど事実よりも聞き手の持つイメージに寄せる方が伝わるんです。去年の遊戯もオタク的には超おもしろいんだけど細かすぎて伝わらない系のセリフ入れたかったんですけどどうせオタクにしか伝わらないから結構切ったし、喋り方もだいーーーーーーーーーぶ極端にやったら似てるって言われたし(海馬は普通に似なかった)

結局こういうプレゼンなり「伝える」っていう行為は受け取る相手がどう思うかっていうのが一番大事で事実がどうかなんて作り手の自己満足でしかないんだろうなって。これは自分が手品やってたときに感じたことでもあります。歯がゆくも大事なことだろうなと思っています。

反省の話

①安易にネタに逃げたな!

逃げました。真面目にやれる内容はあったはずなのに。ジャスブレの衣装の話、改めて話しきれなかったことをこの記事に全部書こうと思ったら意外といけそうで。

座右の銘は「オンリーワンならナンバーワン」です。勝てない土俵で戦うより人の少ない勝てそうな土俵にすぐ移ります。僕の長所でもあり悪いところでもあります。

しかも今回に関しては喋る内容はいけそうだったのに即切りしてしまったんですよね!

ネタだから悪いとかいうわけではありません。ネタだから簡単というのも絶対に違います。なんなら僕はネタ系音源の方が楽しみに聞いてるくらいです。(そういう言い方も語弊あるね?)

そういうことではなく全然深く考えずに真面目にやる可能性を切ったのが反省点です。

脳死でネタに逃げたな!

逃げました。真面目にやれる内容はあったはずなのに。ジャスブレの衣装の話、改めて話しきれなかったことをこの記事に全部書こうと思ったら意外といけそうで。

座右の銘は「オンリーワンならナンバーワン」です。勝てない土俵で戦うより人の少ない勝てそうな土俵にすぐ移ります。僕の長所でもあり悪いところでもあります。

しかも今回に関しては喋る内容はいけそうだったのに即切りしてしまったんですよね!

ネタだから悪いとかいうわけではありません。ネタ音源の難しさ、そして強さはわかってるつもりです。

どうせ無理だからと決めつけて安パイを取ったくせに、後述しますが薄い内容になってしまったのが反省点です。

②内容が薄い!

これが本当に悔しい!ことさらいろんな人のプレゼンを聞いてると、ネタ振りの音源でも言いたいこと伝えたいことがしっかりと伝わってくる音源がたくさんありました。

59さんの「橘ありすを待てませんでした」とか超好きです。橘ぁ...の言い方がツボで大好きなんですけど最後の主題を光らせるための持って行き方が見事です。

トキワさんの財前時子プレゼン「鞭を歌声に変えて」も好き。第10回のもそうだったけどシチュエーション意味不明でクソバカなのに、Pという形じゃなくても時子さんに触れてほしいという主張がビシビシ伝わってきます。

あとは黒土Pの浅利七海のハライチのやつ。あのあとコミュ4見ましたもん!!!!!

nico.ms

nico.ms

なんですけど僕はテンポとウケを理由に放棄しました。一番伝えたかったジャスティスブレイズの主題は本当に薄い。軽くエゴサしたかんじ多分ほとんど伝わってません。もちろんその結果好評だったのは事実でありおかわりにも選んでいただけたわけですのでこの選択が失敗だったとは思いません。目に見える数字として担当アイドルのためになってるのだから。でも少なくともPである以上担当の魅力を伝えることを二の次にしてしまったことは事実。両立している人がいる以上、試合に勝って勝負に負けた、といった気持ちです。少なくとも去年の音源はネタの中にも伝えたかったことは全部入れ込んだつもりだし当時のエゴサでもそれが伝わっている人はいました。過去の自分にも負けてます。

同じくパロディ系で括っても(失礼では?)、ジョルジュさんの「シンデレラバース」なんかは僕がスパイダーバースにハマってたってのもありますが、パロディの外枠を生かしてこんなにもスマートで見事なプレゼンを仕上げたのは拍手喝采です。だって最後の「OK!じゃあもう一度だけ...」のところまでスパイダーバースパロディだって気づかないまま聞き入ってたんだもん!動画版はさらにやばいからみんな観ような!

nico.ms

僕のキャラクター的にも現在の技量としてもこういう方向はできないと思いますが、どちらにせよ己の未熟さを思い知らされます。

ネタであってもさっきも書いたように光の魅力や深い部分を十二分に伝えられないものになってしまったのであれば、それはプロデューサーを名乗る人間のはしくれとして悔しいなあと

 今後の話

第12回が開催されたらば、ネタか真面目かは置いておいて今回伝えるつもりだったジャスブレの内容をちゃんと伝える内容の音源でリベンジしたいなって思います。