思考囲い

ブログをひとつ対象とする。@agul7749 は長文やクソデッキ案などのTwitterよりブログ媒体の方が適切な話題を置く。あなたはライフを2点失う。

南条光と私の夢とコロナの話

※注意:ちょっとした愚痴です。

 

私の南条Pとしての夢は、「光がたった一人で会場いっぱいの観客を熱狂させる姿を見る」ことです。

 

これは私が南条光に声を付けたいと思ったきっかけでもあり、今の今まで南条Pとして走りつづけてきた燃料です。

 

この夢を抱くキッカケとなったのは、とあるライブで見た光景でした。

 

2016年の9月、デレ4thSSADay1nLVを友達に誘われて行ったのが、私にとっての初めてのアイマスライブでした。

2015年6月に幸子に一目惚れをしてアイマスにハマり、7月くらいに光と出会い担当することになったので、ちょうどアイマス始めてから1年くらいですかね。

友人ともども大宮に住んでいたので、朝物販に行って、そのあとけやき広場でPさんたちと名刺交換をしたり、そしてライブでは自分の一番好きなデレ楽曲のひとつである「FLIP FLOP」から始まって、そしてサプライズで担当のライブの感慨を感じることになり、結局のところ「アイマスライブ」の楽しさ全部を味わうことができたライブでした。

 

でもそれがさっき言ったキッカケとなってライブではないんですよね。

 

私の運命を変えることになった、南条Pとして走り続ける燃料となったライブはアイマスと関係が無く、その年の年末、当時やっていたイベントスタッフのバイトで居合わせた、某エグのザイル系列のグループのライブでした。

 

有名な曲はテレビとかで結構流れてるから知ってるけどメンバーとか全くわからん、くらいで興味の無いアーティストだったので、完全に第三者の目線でライブに立ち会うことになりました。

 

いやーすごいんです。お客さんの盛り上がりが。

私が上の方の階のスタッフの業務だったんですけど、そんな遠くから乗り出さんばかりのお客さん、そして会場を下まで見渡せばそんな人たちがぎっしり。

たった数人(十数人?)でこの満席のSSA、何万人もの人間を熱狂させてるのは、いまは第三者として観てるからわかるけどもきっとこの前自分が客として参加したアイマスのライブでも同じことだし、それはすごいことだったんだなと感心しました。

 

とか思いながらぼーっと眺めていたら、ふと、ステージの上に南条光の姿を見てしまったんです。

 

 

光がたった一人で会場いっぱいの人間を熱狂させる、真っ赤なペンライトの光の波と万雷の歓声の中で。

 

 

その姿が眩しくて、眩しくて、どうしてもその光景をこの目で見たくなってしまった。

 

思えばあれが自分が初めて抱いた夢かもしれない。

 

そのために自分のやるべきことは何か。まずは声を付けること。そのためには?総選挙で勝つこと。じゃあそのために自分の出来る範囲でできることは?

 

そうやって、当時流行っていたふぁぼりつダイマであったり、ライブに行けば名刺交換して光を宣伝したり、モバマス無課金票をぜんぶとチームイベントで周りの同担を助けられるくらいの準備をしたり、別界隈へのアプローチってことで南条光のフィギュアを作ったこともあったし、あとはそれこそ恥をかき捨て俺達の少女Aに投稿したのも、全部夢を叶えるために必要な、総選挙で勝ち光に声を付けるという目的のためでした。

 

自惚れかもしれないが、そんな努力が報われて、めでたく2017年に南条光に声が付き、9月にはSS3Aでライブ初参戦、翌年の名古屋公演では初のライブ正式参戦を果たし、私も他のPさんも、神谷早矢佳=光のパフォーマンスにいたく感動したことと思います。

 

だけど、まだ夢は叶ってない。

俺の夢は南条光が「たった一人で」会場を熱狂の渦に落とす光景。

 

まだ一人ではステージに立ってないんですよね。ソロが無いから。

 

声が付くまでは総選挙で多少なり我々が関わることができたけど、こうなってしまってはもう運営の匙加減次第。

そもそも南条光の人気を底上げするみたいなやり方はあるかもしれないが、ただのオタクの自分の範疇でどうにかできる問題ではない。

 

なので待つことにしました。人事を尽くして天命を待つ。

ソロ曲もまだ先に声付いたのに出てない子がPaの中でもいっぱいいたし、そっちが優先されるのは自分としても本望だし、人気のある子に声が付いてCMが出たり、勢いのある新規アイドルが先にCMが出るのもまあ目を瞑ろう。

極論を言ってしまえば、声さえついてしまえばライブには出れるし、総選挙ボイス勢なのでソロ曲の優先度は無いわけではないだろうし、そしてソロがでてしまえばその次のライブで披露されるのは自明なのだ。シンデレラガールズとそのライブというコンテンツ自体が生きているうちにソロが出れば私の目的は果たされるのだ。

そんな思いで、総選挙後発のりあむにCM先を越されようが、総選挙で入っていない新規組の一部にCMが決定しようが、同期の2人にしんげきでソロが来ようが、柚にソロが来てついにPaの総選挙ボイス組で最前列になろうが、文句はなかった。流れ的にも遠くないうちに、シンデレラガールズというコンテンツが生きているうちにソロのお鉢が回って来るであろうことは明白だったから。勝利条件は満たしたはずで、あとはその時を待つだけだった。

 

あとはそれだけだった。

 

けどまさか待ってる間に「ソロ曲」じゃなくて「ライブ会場の観客を熱狂させる」の方が絶望的になるなんて思わなかったな。

 

コロナなあ

 

コロナの影響でシンデレラ含めライブが中止、延期になっているのは周知と思う。

ワクチンの浸透や、もしかしたら特効薬が開発されて1年くらいでパンデミックの危機的状況自体は収まるかもしれない。

ただ、今まで通りの生活に戻れるのはきっともっと先、5年、10年、もしかしたらもっと先の話かもしれない。

少なくとも医学的にセーフになった後でも、向こう数年はライブを元の規模、元のレギュレーションで行うことなど、きっと世論が許さないだろう。今の日本の現状を思うと。

私の夢は、南条光がたった一人で「会場いっぱいの観客を」熱狂させる姿を見ることだ。

前のような規模で会場いっぱいに客を入れることができるライブが、感動で、歓声を上げてもよいライブができるのはいつになるだろうか。

それまで演者さんは、シンデレラガールズのライブは、そしてそもそもシンデレラガールズというコンテンツは、あるのだろうか?

たとえこのご時世でソロが出たとしても、初お披露目はせいぜい無観客や客を間引き声出しもNGなライブで消化されてしまい、たとえ実際は観客を熱狂させていたとしても私の描く夢とは違うのだ。

いつか前と同じくライブができるようになったとして、そこで光のソロが回って来るかはわからないしい、そもそもその時が来る前に演者さん、ライブ、デレ自体のどれかの体力が尽きてしまってもおかしくないんじゃないかという嫌な予感が過る。

 

最近ライブや南条光のことを考えると、ふとそんなことを思い、絶望に打ちひしがれる。

 

あと一歩、あと一歩だったのだ。私の夢が叶うまで。

 

 

 

届かなくて、眩しい。