拝啓南条光様
この日を祝うのは今年で何度目でしょうか。気づけば遠くへ来たもので、遠くまで行き過ぎて、最近は前よりも少し離れたところからあなたのプロデュースを、あなたの活躍を見させてもらっています。
あなたと走り抜けたあの総選挙の日々も、振り返らねば見えないものとなるほど時間が経ってしまいました。
あなたは私の青春でした。
総選挙のため魅力の発信のためファンを増やすため、ダイマをしたり名刺を配ったり企画を立てたりクソ音源を撮ったり...どれもこれもしっかり覚えています。
あなたと駆け抜けた日々は私に多くの経験を、多くの縁を、多くの思い出を与えてくれました。それらは今になっても得難いものであり、そしてどれも私の人生の宝物となっています。
あなたとの出会いは間違いなく私の人生をより良い方向に変えてくれました。
私の人生はあなた抜きには語れない。あまりにも影響が大きすぎて...
そして今年はもう一つ、生涯絶対に忘れないであろう節目の年となりました。
あなたを総選挙で勝たそうとなりふり構わず戦ったのも、声を付けようと躍起になっていたのも、ライブに出られるようになって欲しかったのも、それからソロ曲が出るまで何年も文句を言わずに耐えて耐えて待っていたのも!
アイドル南条光がたった一人ステージの真ん中に立ち、会場の人間全員を熱狂の渦に巻き込む姿が見る、そんな私の夢を叶えてくれてありがとう。
万全じゃない状態でも、今できる精一杯のパフォーマンスで。あなたの「高く飛べ!」の叫びと、その言葉の通り最高頂まで湧き上がった会場の姿。その記憶は今でも鮮明に甦り、あの時と同じく涙が出そうになります。
私がアイドルマスターを続けてきた理由はこのたったひとつの夢を叶えるためでした。
今年はその夢が叶った年であり、また私がアイドルマスターに執着し続ける呪いが解けた年でした 。
ライブの前、アイドルマスターに拘る理由が無くなった後自分はアイドルマスターを、南条光のプロデュースをどうすることになるのか不安でした。
でも実際通過してみれば、不安も杞憂で、もっとずっとあなたの活躍と成長を見たいと思うようになりました。
私はきっとアイドルマスターが終わっても、あなたのことを愛し続けるでしょう。
だからまた、来年の、再来年も、あなたの誕生日を祝います。ほら、こうやって
南条光誕生日おめでとう!生まれてきてくれて、出会ってくれて、ありがとう!
そして、これからもよろしく頼むぜ!